心霊呪殺師太郎丸(ACT鑑賞)



1997年にタイムワーナーインタラクティブより発売。
セガサターン円熟期のソフト。

ゲーム鑑賞としての第44弾。



時は元禄。弥生。

花の大江戸は喧騒に満ちあふれ、華やぎ、怪しく艶めく
魔都さながら。

富める者も、貧しき者も皆、人の命のはかなさを忘れ、
浮き世の宴に酔いしれる。

魔都は欲に惚けた人々に応えるように、あらゆる欲望を
あますところなく貪り続けた。

だからこそ。

不夜城江戸の片隅にあるいくつもの『闇』に気付く者など
いなかった。
気付いてもそしらぬふりをして通りすぎた。

『闇』は薄暗い路地や荒れ果てた廃屋に潜み、新月の晩に
迷い込んできた者の血肉とさらに美味なる魂を喰らった。

『闇』は恐怖におびえる魂がもっとも味良く、
また己の力を高めることを知った。

か弱き人間に恐怖を与えることは『闇』の楽しみでも
あったのだ。

こうして『闇』はしだいに肥大していった。







人を食らえば食らうほど『闇』は餓えた。
もっと、もっと、餌が欲しいと。

餓えながら『闇』は待っていた。

そして、ついに。

ある新月の丑三つ時、歓喜にのたうつ『闇』どもを呼ぶ声がした。

力あるもの。昏きものどもを統べるもの。存分に生餌を与えて
くれるもの。神の呼び声。

『闇』たちは己が住処から抜け出し動きだした。







『闇』は人の心の中にも生まれつつあった。

鬼哭党―――。

表の顔は武芸を貴ぶ修行者たち。裏の顔を知る者はない。

彼らは密かに、貧しい家々から子供や娘を強引に買い、
あるいは力ずくで奪い何処かへと連れ去った。

囚われた者たちは、そのまま行方知れずとなった。

「まっとうな暮らし」が口癖の、夜鳴き蕎麦の主人、
太助のひとり娘、お小夜もまた月の無い晩に使いに出たきり
2度と父のもとへ帰らなかった。

消えた娘を探し求める太助の耳に、『呪殺師』の名が
ささやかれたのも同じく新月の夜。

持てる金子のすべてを差し出せば、この世の悩みや苦しみを
すべて背負ってくれるという。

その者の正体を問う太助に、ささやき声の主が答える。

‘かの者、その姿たおやかなる乙女の如し、天女の如き
顔(かんばせ)、だが、その瞳には氷の獅子が棲まう。

かの者、蒼き焔に包まれし左手より力を放ち、悪を滅却せん。

かの者、その名を

心霊呪殺師 太郎丸という’


(心霊呪殺師太郎丸、取扱い説明書より)








タイムワーナーインタラクティブ開発、となっていますが、
テンゲンが前身、と言った方がわかりやすい気が。
溜め打ちと連射両方が必要な攻略となるため、今のシステム
では結構キツイかも。

プレイ後は筋肉痛に_| ̄|○若くないなぁもう。

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